足立区のディープな魅力をステッカーに おばけ煙突や銭湯など24種 地元企業が製作
足立区のディープな魅力をステッカーに おばけ煙突や銭湯など24種 (12.02.2026)

足立区のディープな魅力がステッカーに おばけ煙突や銭湯など全24種

東京都足立区の懐かしい風景を描いたステッカーが、地元企業によって製作されました。WEBマーケティング会社「オプティ」(千住3)が販売するこのステッカーは、区内のディープな名所24カ所を手描きイラストで表現しています。

区民目線で選ばれたスポット

ステッカーを発案したのは、同社代表の渡辺浩司さん(48)です。渡辺さんは足立区生まれの足立区育ちで、「区民なら分かる」「区民だけ分かればいい」という視点からスポットを厳選しました。昨年末に急きょ始まったプロジェクト「ジモト百景 in 足立区」は、千住宿の開宿400周年を機にスタートしました。

渡辺さんは「ステッカーなら手軽で、多くの人に親しまれると考えました。千住宿の節目の年に、地元愛を形にしたいと思ったのです」と語ります。懐かしさを出すため、AIではなく手描きにこだわり、仕事で付き合いのあるイラストレーターのウシオダヒロアキさんに絵を依頼しました。

代表的なスポットの魅力

ステッカーに描かれたスポットには、以下のようなディープな名所が含まれています:

  • おばけ煙突:千住火力発電所の4本の煙突で、1964年に取り壊されました。角度によって見える本数が変わることで知られていました。
  • 大黒湯:神社仏閣を思わせる建物の銭湯で、2021年に閉店しました。
  • タコ公園:北千住の駅前にあり、タコを模した滑り台が特徴です。
  • 松尾芭蕉の像:区内にゆかりのある俳人の像です。

どのステッカーも幅65ミリで、スマートフォンの裏に貼れるサイズに設計されています。温かみのあるタッチで描かれたイラストは、40代以上の区民には懐かしさを、若い世代には新たな発見をもたらすでしょう。

今後の展開と販売情報

渡辺さんは「今後は千住や竹の塚など区内の地域別に、さらにディープなステッカーを増やしていきたいと考えています。缶バッジやキーホルダーなどの商品化も検討中です」と夢を膨らませます。

ステッカーは1枚385円(消費税込み)で、オプティが運営する「町のホームページ屋さん」(千住3)で今月下旬から販売されます。また、「ジモト百景」のホームページで取扱店舗が紹介され、ネット販売も先行予約を受け付けています。

さらに、2月13日には「おやすみ処『千住街の駅』」で、12種類を50枚ずつ無料配布するイベントが開催されます。地元愛あふれるこのプロジェクトは、足立区の隠れた魅力を再発見するきっかけとなりそうです。