淡路島で「プロポーズ瓦」コンテスト開催 カップルが瓦に愛の言葉を刻む
淡路島で「プロポーズ瓦」コンテスト 愛の言葉を瓦に刻む

淡路島で愛のメッセージを瓦に刻む「プロポーズ瓦」コンテストが開催

兵庫県南あわじ市の慶野松原にある散策道「プロポーズ街道」で、カップルや家族が淡路瓦に愛の言葉を刻む「プロポーズ瓦」コンテストが13日に開催されました。このイベントは、淡路島観光協会南あわじ地区会が主催し、島の特産品である瓦の魅力を広くアピールすることを目的としています。

カップルたちが粘土に思いを込めて制作

慶野松原を訪れた参加者たちは、近隣の瓦メーカーを訪れ、粘土にイラストやメッセージを丁寧に刻み込み、焼き上げる工程を体験します。完成した「プロポーズ瓦」は、街道沿いの柵につるされて展示され、訪れる人々の目を楽しませています。このユニークな取り組みは、地域の伝統工芸と観光を結びつけた創造的な試みとして評価されています。

第27回を迎え、5府県から10組が参加

今回で27回目を数えるコンテストには、5つの府県から10組のカップルや家族が参加を希望しました。当日は、淡路瓦工業組合の熟練職人たちが計10点の作品を厳正に審査。審査の結果、以下の3点が優秀作に選ばれました。

  • 2人の手形に「仲良く たのしく」という温かいメッセージを添えた作品
  • 「HAPPY WEDDING」と力強く刻まれた作品
  • その他、審査員の心を打った独創的なデザインの作品

淡路瓦工業組合の安冨義和さん(66)は、イベントの成功について次のように語りました。「リピーターの参加も見られ、淡路島で『かわらぬ愛』を誓ってくれるカップルが増えていることは大変嬉しいことです。このコンテストを通じて、淡路瓦の良さをより多くの方に知っていただければ」と、期待を込めています。

地域活性化と伝統工芸の継承に貢献

「プロポーズ瓦」コンテストは、単なる観光イベントにとどまらず、地域の伝統産業である瓦製造の技術継承と活性化にも寄与しています。参加者たちが直接職人から指導を受けながら作品を制作する過程は、地元の文化や歴史への理解を深める機会ともなっています。今後も、このような取り組みが続くことで、淡路島の観光資源としての価値がさらに高まることが期待されます。