名古屋でウクライナ平和祈るデモ行進 避難民ら約150人が戦争反対訴え
ロシアのウクライナ侵略開始から24日で4年となるのを前に、ウクライナの平和を祈るデモ行進が2月23日、名古屋市中区で行われた。東海地方に逃れた避難民ら約150人が参加し、戦争反対を強く訴えた。
避難民支援団体が主催 繁華街を平和の声響かせる
このデモ行進は、避難民支援を続けるNPO法人「日本ウクライナ文化協会」(名古屋市)が主催した。参加した避難民たちはウクライナ国旗やプラカードを掲げながら、「戦争やめよう」「ウクライナに平和を」と声を上げ、名古屋の繁華街を歩いた。平和への切実な願いが街中に響き渡る光景となった。
平和の真の意味を強調 理事長がメッセージ発信
同協会の川口・プリス・リュドミラ理事長(46)は、デモ行進の中で次のように強調した。「私たちは平和を望んでいます。平和とは単なる停戦ではなく、戦争捕虜が帰還し、民間人が解放され、全ての人々が故郷に帰ることです」。この言葉は、表面的な停戦ではなく、包括的な解決と人々の帰還を求める強いメッセージとして参加者に深く響いた。
避難民の悲痛な思い 故郷への想い語る
南部ザポリージャから逃れてきたタチアナ・レブチェンコさん(58)は、デモ行進に参加しながら胸の内を明かした。「親戚や友人は爆弾が落ちる中、水や電気のない生活をしていて胸が痛みます。母国が勝ち、自由に過ごせるよう願っています」と語り、祖国の状況に対する深い憂いと平和への切実な願いを表明した。
このデモ行進は、ロシアのウクライナ侵略開始から4年という節目を前に、日本国内でも平和への関心が高まっていることを示す象徴的なイベントとなった。参加者たちは、戦争の悲惨さを直視し、国際社会に早期の平和実現を求める声を上げ続けている。



