春の大型連休の風物詩として親しまれている「有田陶器市」が29日、佐賀県有田町で開幕した。会場には約400の店舗が軒を連ね、色とりどりの焼き物や雑貨が所狭しと並べられ、全国各地から訪れた陶器ファンや観光客らがお気に入りの一品を探し求めていた。
122回目の歴史ある陶器市
有田陶器市は明治時代に始まったとされ、今年で122回目を迎える。主催する有田商工会議所によると、近年は伝統的な有田焼だけでなく、焼き物をモチーフにしたアクセサリーや現代的なデザインの食器なども人気を集めており、若い女性客や食べ歩きを楽しむ来場者が増加しているという。
来場者の声
長崎県佐世保市から訪れたカトリーナ・ハドノットさん(36)は、キャリーケースいっぱいに皿やおわんを購入。「素晴らしいお祭りですね。まだまだ買い足したいくらいです」と笑顔で語り、購買意欲がとどまらない様子だった。
福岡県大川市の会社員、南裕一郎さん(57)は家族3世代で来場し、猫の絵柄が入ったどんぶりを手に入れた。「店の人と話しながら、自分だけの逸品を見つけるのが毎年の楽しみです」と満足げに話した。
開催概要
陶器市は5月5日までの期間中、約100万人の来場が見込まれている。連休後半にはさらに多くの人出が予想され、有田町は活気に包まれている。



