ミラノ五輪ジャンプ男子ラージヒルが開幕、日本勢がメダル獲得へ挑む
ミラノ・コルティナオリンピックは2月14日(日本時間15日)、スキージャンプ男子個人ラージヒルの競技を開始しました。ヒルサイズは141メートル、K点は128メートルに設定されており、小林陵侑(チームROY)、二階堂蓮(日本ビール)、中村直幹(フライングラボラトリー)の3名の日本選手が出場しています。
この種目では、ドメン・プレブツ(スロベニア)をはじめとする欧州の実力派選手たちが強力なライバルとして立ちはだかっています。K点を超えるヒルサイズ級の争いが予想され、メダル獲得に向けて熾烈な戦いが繰り広げられる見込みです。
雨と追い風の中でのスタート、日本選手の順番に注目
1回目のジャンプは雨が降る中で始まりました。ジャンプ台では、一般的に飛距離を伸ばすのに不利とされる「追い風」の傾向が強まっています。出場選手50人中、中村直幹が36番目、二階堂蓮が48番目、小林陵侑が49番目に登場する予定です。
この順番は、後半に強豪選手が集中するため、日本勢にとってはプレッシャーのかかる状況ですが、逆に後発の利点を活かせる可能性も秘めています。
混合団体での銅メダル獲得が日本に勢いをもたらす
先日行われたスキージャンプ混合団体では、日本チームが小林陵侑、二階堂蓮、丸山希(北野建設)、高梨沙羅(クラレ)の4名で競技に臨み、見事に銅メダルを獲得しました。
最終ジャンパーとなった二階堂蓮が101メートルを飛び、僅差で4位のドイツを抑えるという劇的な結末でした。この勝利は、「センチ勝負」と呼ばれるほどの接戦であり、日本チームに大きな自信と勢いをもたらしています。
ノーマルヒルでの二階堂の銅メダルが追い風に
2月9日(日本時間10日)に実施されたスキージャンプ男子ノーマルヒルでは、五輪初出場の二階堂蓮が銅メダルを獲得しました。2回目に106メートル50のビッグジャンプを披露し、異例の「同点銅」という結果を残しています。
一方、この種目で五輪連覇を目指していた小林陵侑は8位、中村直幹は15位に終わりましたが、両選手ともラージヒルでは実力を発揮する機会が期待されています。
日本勢は、混合団体とノーマルヒルでの好成績を踏まえ、ラージヒルでもメダル獲得に向けて全力を尽くす構えです。競技は今後も続き、選手たちの躍動に注目が集まります。