スピードスケート女子で通算10個の五輪メダルを獲得し、現役を引退した高木美帆さん(31)が9日、出身地である北海道幕別町で開かれた凱旋パレードや交流会に参加した。高木さんは集まった町民らに笑顔で手を振り、長年にわたる応援への感謝の気持ちを伝えた。
母校の児童が先導、約500メートルを練り歩く
パレードは高木さんの母校である札内北小学校の児童たちが先導。高木さんは特設された約500メートルのコースを、来場者に手を振ったり、子どもたちとハイタッチを交わしたりしながらゆっくりと歩いた。町の発表によると、町内外から約1200人が訪れ、高木さんの功績を祝った。
「幕別町で育って良かった」と感謝の言葉
パレード後に開かれた交流会で、高木さんは「幕別町で生まれて育ってこられて本当に良かった」と述べ、町民や関係者の長年にわたる支援に心からの感謝を伝えた。また、町からは「特別町民栄誉賞」が贈られ、その功績をたたえた。
町と地元関係者が主催、高木さん自身も感謝の場を希望
このイベントは、高木さんの輝かしい業績を称えようと、幕別町や地元の関係者が主催した。高木さん自身からも「地元の皆さんに直接感謝を伝えたい」との要望があり、今回のパレードと交流会の実現に至ったという。
高木さんはこれまで冬季五輪で金メダル2個を含む計10個のメダルを獲得。スピードスケート界に大きな足跡を残し、今年3月に現役引退を発表していた。地元での温かい歓迎に、高木さんは終始笑顔で応えていた。



