りくりゅう引退会見、将来はアカデミー設立へ「ペア大国」目指す新たな船出
りくりゅう引退会見、将来はアカデミー設立へ

ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで日本勢初の金メダルに輝いた「りくりゅう」こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が28日、東京都内で引退会見を開いた。二人は現役生活に別れを告げるとともに、将来のアカデミー設立構想を明かし、日本を「ペア大国」へと導く新たな決意を示した。

引退会見の詳細

会見で三浦は「木原さんと組んだ7年間はかけがえのない時間でした」と語り、目を潤ませた。一方、木原は「璃来ちゃんとでなければ、ここまで来られなかった」と涙を流し、パートナーへの深い感謝の気持ちを述べた。二人は互いの存在がなければ五輪金メダルという偉業は達成できなかったと強調した。

引退を決意した背景

引退を意識し始めたのは約1年前。米国での世界選手権で2度目の優勝を果たした後、「来季が最後になるかもしれないね」と話し合うようになったという。五輪シーズンのフリープログラムは、当初予定していた曲を変更。現役最後の演技は、二人のお気に入りである映画「グラディエーター」のテーマ曲で滑りたいと振付師に申し出た。この曲は何度も一緒に聴き、思い入れの深いものだった。

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ペア競技の発展への思い

会見では、引退後の活動についても言及。木原は「将来的にはアカデミーを設立し、若い選手たちにペアの魅力を伝えたい」と語り、三浦も「日本から世界に通用するペア選手を育てたい」と賛同した。二人は「りくりゅう」の名を冠したアカデミー構想を温めており、日本をペア大国にするための基盤づくりを目指す。

7年間の軌跡と感謝

三浦と木原は2019年にペアを結成。当初は技術面やコミュニケーションに苦労したが、互いを信じて努力を重ね、2023年世界選手権で初優勝。2026年ミラノ・コルティナ五輪ではショートプログラムとフリーの両方で完璧な演技を披露し、金メダルを獲得した。ペアの歴史を塗り替えた彼らは、会見で「努力」と「感謝」の言葉を繰り返し、ファンや関係者への謝意を表した。

今後の展望

引退後も二人はペア競技の発展に貢献する方針。アカデミー設立のほか、指導者としての活動や競技普及のためのイベント参加も検討している。日本フィギュアスケート界は「りくりゅう」の功績を継承し、次世代のペア選手育成に力を注ぐことになる。

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