「努力」と「ありがとう」を口にそろえて りくりゅう引退会見の一問一答
「努力」と「ありがとう」 りくりゅう引退会見の一問一答

ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで金メダルに輝いた「りくりゅう」こと、三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が28日、東京都内で引退会見を開いた。2人は口をそろえて「努力」と「ありがとう」という言葉を繰り返し、ペアとしての歩みを振り返った。

引退の決断に至った経緯

三浦「今シーズンの初めから、『引退するかもしれない』という気持ちを持ちながら進めていました。五輪のショートプログラムで5位スタートになった時は、このままでは終われないという思いから『あともう4年やるか』と話していたんです。しかしフリーでは自分たちが積み重ねてきたものを信じ、全てを出し切ることができました。すごくやり切った思いがあったので、五輪終了時点で世界選手権の欠場を決め、引退することも決めていました」

木原「昨年5月頃から、自分たちの中で今シーズンが最後になるという思いが強くなりました。五輪を終えた時点で『自分たちは全てをやり切った』という思いが生まれていたので、現役は終わりかなと考えていました」

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信頼関係の秘訣

三浦「9歳差がありますが、お互い思ったことを隠さずにきちんと言うようにしています。細かいことですが、信頼してくれるからこそ自分も信頼できる。そういった繰り返しがあったと思います。氷上ではぴったりですが、私生活では2人とも性格が真反対で、一緒にいて新しい発見があります。全然違うからこそ一緒にいて楽しい。そういった積み重ねも信頼関係に表れていたのかなと思います」

木原「お互いの行動を近くで見てきたので、口でポジティブなことを言っても、行動が伴っていなければ信頼できなかったと思うんです。近くで努力する姿をお互い見てきたことが、信頼につながったのかなと思っています」

最後のシーズンの思い

三浦「引退の話が出始めたのは、去年の世界選手権で2度目の優勝をした時です。そこからフリープログラムの作成に入り、初めは違う曲で振り付けが始まりました。しかし最後のシーズンになると2人とも分かっていたので、『どうしてもグラディエーターを滑りたい』と振付師のマリー・フランス・デュブレイユ先生にお話ししました。その時は五輪で最後になるかもしれないと伝えていたので、グラディエーターで振り付けてくださいました」

木原「振り付けは1度違う曲で始まっていましたが、三浦がグラディエーターを強く希望し、マリー先生も快諾してくれました。あの曲は私たちの集大成にふさわしいものでした」

会見では、2人の今後の活動についても質問が飛んだ。三浦は「しばらくはゆっくりして、自分のやりたいことを見つけたい」と語り、木原は「コーチや振付師として、ペアスケートの発展に貢献できれば」と抱負を述べた。最後に、2人はファンや関係者への感謝を繰り返し、笑顔で会見を締めくくった。

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