聖光学院高校生が伊達市産フルーツでハーブティー「HARUSORA」を開発、須田市長に発表
聖光学院高校の進学探究コースの生徒で構成されるタンキュウブは、9日に伊達市役所を訪問し、須田博行市長に対して、同市の果物を活用したフルーツハーブティー「HARUSORA」の発表を行いました。この取り組みは、地域の特産品を活かした新商品の開発として注目を集めています。
高校生による地域資源を活用した商品開発
同校は、「ふくしまの未来を創るFukurum(フクラム)基金」の採択を受けており、この基金を活用して福島大学との共同ブランド「TEA&THINGS」を通じて、地域資源を用いたハーブティーの製造に取り組んでいます。今回で4年目となるプロジェクトでは、生徒たちが市内のほ場での収穫体験や茶葉の調合、イベント販売などを通じて、伊達市産の洋ナシとプラム、さらにジンの香り付けに使われるハーブ「ジュニパーベリー」を組み合わせた茶葉を開発しました。
発表会では、同校1年生の平間聖さん(16歳)が製品について説明し、「この一杯が誰かの新しい一歩に寄り添える存在になれたらうれしい」と語りました。平間さんは、製品名「HARUSORA」に込めた意味として、新たなスタートを象徴する「春空」、気持ちを晴れやかにする「晴空」、離れても同じ空でつながり伊達を思い出してもらえる「霽空(はるかす)」の3つの要素を紹介しました。
須田市長の評価と農家への励み
須田市長は、試飲したお茶について「顔が見える関係で果物を使ってもらえるのは、農家にとって大きな励みになる」と述べ、高校生たちの取り組みを高く評価しました。このプロジェクトは、地域農業の活性化や若者の地元愛育成にも貢献しており、持続可能な地域創生の一環として期待が寄せられています。
生徒たちは、今後もイベント販売や商品改良を通じて、地域との連携を深めながら、福島県の魅力を発信していく計画です。このような教育活動は、実践的な学びの場を提供し、次世代を担う人材育成にも役立っています。
