フィリピン沖でM7.8の地震、津波警報発令
2026年6月8日午前7時37分(日本時間同8時37分)、フィリピン南部ミンダナオ島沖でマグニチュード(M)7.8の地震が発生した。米地質調査所(USGS)の発表によると、震源の深さは約35キロ。フィリピン火山地震研究所は直ちに津波警報を発令し、沿岸住民に避難を呼びかけた。
震源近くには日本のODAで建設された漁港
震源は、日本の政府開発援助(ODA)で建設されたフィリピン最大規模の漁港があるジェネラルサントス市に近い。同市では地震による建物被害が報告されており、現地当局が詳細を確認している。米ハワイの太平洋津波警報センターはマレーシアなど周辺国に対しても津波への注意を呼びかけた。
インドネシアで津波観測、昨年も連続地震
インドネシアの気象当局は、北スラウェシ州などの島々で高さ9~19センチの津波を観測したと発表。フィリピンは地下でプレートが別のプレートの下に沈み込むエリアに位置し、日本と同様に大地震が発生しやすい。ミンダナオ島沖では昨年10月にもM7.4とM6.8の地震が立て続けに発生し、地元メディアによると少なくとも計7人が死亡している。
今回の地震では、フィリピン各地で揺れが観測され、一部の地域では停電や通信障害も報告されている。気象庁は日本への津波の影響はないとしているが、フィリピン当局は引き続き警戒を呼びかけている。



