自民党所属の宮城県議が飲酒運転で辞職、仙台市内で発覚
宮城県仙台市内で飲酒運転が発覚したことを受け、県議会最大会派「自民党・県民会議」に所属する渡辺重益県議(48歳、亘理選挙区)が辞職願を提出し、受理されました。渡辺氏は記者会見で、「認識の甘さと自覚の欠如が招いた結果だ」と述べ、深く謝罪しました。
飲酒運転の詳細と経緯
渡辺氏によると、2月9日に東日本大震災関連の視察で県外の政治関係者ら十数人を案内し、午後6時頃から仙台市内の居酒屋でビールや日本酒などを飲みました。その後、午後10時過ぎに解散し、別の飲食店で一人でウイスキーの水割りを午後11時半頃まで飲み続けました。
家族の迎えを待っていたがすれ違いになり、議会庁舎に駐車していた自家用車を運転。2月10日午前2時過ぎ、仙台中央署前の国道交差点で信号待ちをしているところを警察官に発見されました。車内で寝ていた状態で、呼気1リットルあたり0.15ミリグラムを超えるアルコールが検出され、道路交通法違反容疑で任意捜査が行われています。
記者会見での謝罪と背景
記者会見で、渡辺氏は運転した理由について「判断が甘かった」と述べ、家族に再び迎えに来てもらうことに申し訳ない気持ちもあったと語りました。また、「心から深くおわびする」と繰り返し陳謝しました。
渡辺氏は亘理町出身で、会社員や亘理町議を経て2019年の県議選で初当選し、現在2期目を務めていました。県議会では、文教警察委員会の副委員長として教育委員会と公安委員会の所管事項を担当していました。
辞職の影響と今後の見通し
渡辺氏の辞職に伴い、亘理選挙区(欠員1)で補欠選挙が行われる見通しです。この事件は、政治家の行動規範や飲酒運転防止の重要性を改めて問いかける事例となりました。
飲酒運転は重大な交通違反であり、社会的責任を負う立場にある政治家による行為として、厳しい批判が寄せられています。渡辺氏の辞職は、「自覚の欠如」が招いた結果として、政治的信頼回復に向けた一歩となるか注目されます。