農林水産省は24日、関東地方でスーパーマーケットを展開する「Olympic(オリンピック)」(東京都国分寺市)に対し、食品表示法に基づく再発防止指示を出した。同社が販売したプルコギ肉商品において、実際には豪州産牛肉を使用しながら「国産」などと誤った表示を行っていたことが明らかになったためである。
不適正表示の詳細
農林水産省の発表によると、不適正表示が確認されたのは「Olympicオリジナル 牛プルコギ 小」を含む4商品である。同社は少なくとも2024年5月24日から2026年2月14日までの期間、オーストラリア産の牛肉を使用していたにもかかわらず、原材料名に「牛肉(豪州産、国産)」と併記するなど、あたかも国産牛肉が含まれているかのような表示をしていた。また、本来「小ネギ」と表示すべきところを「わけぎ」と誤った名称で表示していたケースも確認された。
販売規模と対象店舗
これらの商品は、神奈川県、埼玉県、千葉県、および東京都の合計59店舗で販売され、総販売数は21万7203パックに上る。農水省はこの事態を重く見て、再発防止策の徹底を求める行政指導を行った。
企業側の説明
農林水産省の調査に対し、同社は「店舗で商品を製造する際に使用する手順書の指示が分かりにくかった」「担当者がネギとワケギを同じものだと誤解していた」と説明しているという。同社は再発防止に向けた対応を進めるとしている。



