「京都モデル」初の逮捕、防犯カメラ映像活用で出し子特定
「京都モデル」初逮捕、防犯カメラ映像で出し子特定

京都府警は10日、架空の投資名目で現金をだまし取ったとして、長野県諏訪市の会社員の男(25)を詐欺と窃盗の容疑で逮捕した。府警が昨年12月から一部の銀行と連携し、口座情報の提供を迅速化する独自システム「京都モデル」を活用した事件で、逮捕に至ったのは初めてとなる。

事件の概要

発表によると、男は氏名不詳の人物と共謀。昨年12月、京都市中京区の女性(45)に対し、投資の預託金名目で76万円を振り込ませ、その後、長野県諏訪市内のコンビニエンスストアのATMから50万円を引き出した疑いが持たれている。府警は、現金を引き出す役割を担う「出し子」とみて捜査を進めており、男は「だましたことは分からないが、出金したことは間違いない」と容疑を一部否認しているという。

「京都モデル」の活用

女性が今年2月に府警へ被害を申告した際、振込先が「京都モデル」の連携銀行であったことから、府警は口座情報の照会から数日以内に出金場所を特定。ATMの防犯カメラ映像の保存期間が経過する前に映像を入手し、男の特定につなげた。

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「京都モデル」は、金融機関との連携により口座情報の提供を迅速化するシステムで、詐欺被害の早期発見や犯人の特定に効果を発揮している。今回の逮捕は、その有効性を示す初の事例となった。

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