福井県大野市長選挙が7日、告示された。無所属で3選を目指す現職の石山志保氏(51)と、新人で元市議の林順和氏(48)が立候補し、一騎打ちの選挙戦に突入した。投開票は14日に行われる。
現職・石山氏の訴え
石山氏は人口減少対策を中心とした2期8年の実績を強調し、現市政の継続を訴えている。中部縦貫自動車道の2029年春の県内全線開通を見据え、第一声で「チャンスに変え、地域経済を前に進める」と力強く述べた。石山氏はこれまでの取り組みとして、子育て支援や企業誘致による雇用創出をアピールし、さらなる発展を目指すとしている。
新人・林氏の主張
4月に市議を辞職して出馬した林氏は、「市民ニーズを聞き、スピード感を持って政策に反映し、元気な大野をつくる」と強調。地域経済の活性化や市政改革を推進し、「若者に選ばれ続けるまちをつくる」と意気込みを語った。林氏は特に、若者の定住促進や地元産業の振興に重点を置いた政策を掲げている。
主な争点
今回の選挙戦では、人口減少に起因する地域コミュニティーの衰退や産業の担い手不足、若者の定着といった喫緊の課題が主な争点となっている。両候補はそれぞれの解決策を提示し、激しい論戦が繰り広げられる見通しだ。
6日現在の選挙人名簿登録者数は2万4964人。有権者の関心は高く、投票率が注目される。



