大阪・道頓堀で17歳刺殺事件 容疑者、女性への迷惑行為を注意され襲ったか
道頓堀17歳刺殺 容疑者、迷惑行為注意され襲撃か (15.02.2026)

大阪ミナミの繁華街・道頓堀で発生した17歳少年の刺殺事件について、新たな捜査状況が明らかになった。殺人容疑で逮捕された無職の岩崎龍我容疑者(21)=大阪市住吉区=が、事件直前、現場にいた女性に対して迷惑行為を行い、それを注意した被害者の少年らに対して立腹し、襲撃に及んだ可能性が高いことが、捜査関係者への取材で判明した。

事件の概要と被害状況

事件は2026年2月15日午後、大阪市中央区の道頓堀にあるビルで発生した。現場には7、8人の男女がいたとされ、その中で17歳の少年3人が刃物で刺される被害に遭った。死亡したのは奈良県田原本町の会社員、鎌田隆之亮さん(17)で、胸などを数回刺されていた。別の17歳の少年2人も上半身を刺され、1人が意識不明の重体、もう1人が重傷を負っている。大阪府警は目撃者や関係者の証言を基に、詳細な経緯を慎重に調べている。

容疑者の行動と動機

捜査関係者によると、岩崎容疑者は事件直前に現場で女性に対し迷惑行為を行っていた。被害少年らがその行為を注意したところ、容疑者が激怒し、所持していた刃物を取り出して襲撃した疑いが持たれている。府警は、この経緯が事件の直接的な動機となった可能性を強く視野に入れ、証拠の収集と分析を進めている。容疑者は現在、殺人容疑で緊急逮捕された状態であり、取り調べが続けられている。

現場の状況と社会的影響

事件現場は、国内外から多くの観光客が訪れる観光名所「道頓堀グリコサイン」のすぐそばにあるビルである。繁華街としてにぎわうエリアでの凶悪事件は、地域住民や観光客に大きな衝撃を与えている。府警は、現場周辺の警戒を強化するとともに、事件の全容解明に全力を挙げている。また、被害者家族への支援や、地域の安全対策についても検討を始めている。

この事件は、若者同士のトラブルが深刻な暴力事件に発展したケースとして注目を集めており、社会全体で青少年の安全や紛争解決の在り方について考える機会を提供している。府警は、今後も捜査を進め、事件の背景や再発防止策を探る方針だ。