中道改革連合の新代表に小川淳也氏が選出 高市政権との対峙姿勢示す
中道改革連合のかじ取りは、新代表に選出された小川淳也氏(54)に託された。「中道改革」の旗を掲げ、巨大な高市早苗政権に対峙する姿勢を明確にした。しかし、圧倒的な「数の力」を失った上、憲法改正や安全保障政策の立場、衆院選の比例戦略などをめぐり、足場は固まらない状況が続いている。
記者会見で野党第1党としての基本線強調
「1千万余りの方々が(衆院選比例区で)『中道』と書いて下さった。有権者の思いは軽視したくない」。小川氏は代表選出後の記者会見でこう強調し、「野党第1党としてしっかり政権と対峙するのが基本線だ」と語った。自民党が衆院選で3分の2超の316議席を得たのに対し、中道は公示前の3分の1以下の49議席に減らした。圧倒的な「数の力」の差を前に、中道はどう立ち向かうのかが焦点となっている。
構造課題へのリーダーシップを主張
小川氏は人口減、現役世代の社会保険料負担、非正規雇用の拡大などを挙げ、「構造矛盾は膨らみ続け、そのツケは膨大な財政赤字となっている」と指摘した。「構造課題にしっかり向き合うリーダーシップ、見識、力量こそが政治に求められる。それを正面から突破したい」と語り、政策面での対抗姿勢を示した。しかし、中道の基本政策には依然として課題が残る。
憲法改正問題で一歩踏み込む姿勢
憲法改正をめぐっては、小川氏が一歩踏み込んだ姿勢を見せている。中道改革連合内部では、憲法改正や安全保障政策の立場について意見の一致が図られておらず、今後の調整が不可欠だ。衆院選の比例戦略についても、党内で議論が続いており、足場固めが急務となっている。
新代表としての小川氏の手腕が試される中、高市政権との対峙において、中道改革連合がどのような戦略を展開するかが注目される。政治的な「数の力」の差を乗り越え、有権者の支持を集めることができるかが今後の課題だ。