社民党は29日、東京都内で党大会を開催し、福島瑞穂党首の再任を正式に承認した。福島氏は大会で「社民は憲法を変えようとする国家権力や人々から総攻撃を受けている。護憲の社民を残し、役割を果たさなければならない。先頭に立って奮闘する」と述べ、低迷する党勢の挽回を力強く誓った。
福島氏が掲げる党改革の具体策
福島氏は党改革の一環として、政治スクールを開催し、来春の統一地方選で新人議員を50人から100人誕生させたいとの目標を表明。また、女性局の設置や交流サイト(SNS)を通じた情報発信の強化方針も示した。これらの施策により、党の基盤強化と支持拡大を図る考えだ。
沖縄県連などから執行部批判が噴出
一方、出席者からは執行部に対する厳しい批判が相次いだ。特に沖縄県連は、2月の衆院選で沖縄2区に公認候補を擁立した対応が、社民を離党した中道改革連合の新垣邦男氏の落選につながったと批判。別の県連からは「沖縄県連を分裂させた党のガバナンスはどうなのか」と疑問視する声が上がった。しかし、その一方で「候補擁立に反対するのは理解できない」と擁護する意見も見られた。服部良一幹事長は比例復活の可能性もあったと理解を求めた。
党大会では、福島氏のリーダーシップのもと、今後の党運営について活発な議論が交わされた。執行部と地方組織の間の溝をどう埋めるかが、今後の社民党の課題となりそうだ。



