町田市長選、医師の稲垣康治氏が初当選 石阪市長の後継として自民推薦で勝利
町田市長選、医師稲垣康治氏が初当選 自民推薦で勝利

町田市長選で医師の稲垣康治氏が初当選 石阪市長の後継として自民推薦で勝利

町田市長選挙は2月15日に投開票が行われ、無所属新人で医師の稲垣康治氏(50)が、自民党の推薦を受け、初当選を果たしました。現職の石阪丈一市長(78)が5期目で退任するため、新人5人が争った選挙戦で、稲垣氏は他の4候補を破り、新市長に選出されました。

選挙結果と投票率の詳細

当日の有権者数は35万7065人で、投票率は47.26%でした。これは前回選挙の42.51%から上昇しており、市民の関心の高さが伺えます。確定得票数は、稲垣氏が44,610票を獲得し、2位の奥沢高広氏(36,723票)、3位の秋田史津香氏(31,988票)、4位の戸塚正人氏(28,648票)、5位の木目田英男氏(21,633票)を大きく引き離しました。

稲垣氏の選挙戦略と政策主張

稲垣氏は、石阪市長が応援する事実上の後継候補として準備を進めてきました。市議などの政治経験はありませんでしたが、「誇れる町田へ」を旗印に掲げ、市民の健康、思いやりを育む教育の推進、地域の活力の「三位一体の改革」を訴えました。特に、全国的に公立病院経営が厳しさを増す中、市民が安心して頼れる町田市民病院の必要性を強調し、医療現場を知る自身の強みをアピールしました。

また、市内で3代続く耳鼻咽喉科医師や学校医としての知名度に加え、地元の自民陣営の支援を受け、市議選候補らとの連動で幅広い支持を集めました。一方、議員経験がある他の候補たちは及ばず、稲垣氏の勝利が確定しました。

今後の展望と課題

稲垣氏の当選により、町田市では新たな市政がスタートします。医療や教育、地域活性化を中心とした政策が期待されますが、市民病院の強化など具体的な取り組みが求められるでしょう。今回の選挙結果は、地方政治における新人の台頭と、有権者の変化を示す一例とも言えます。