稲城市、新年度予算で医療アクセスと行政サービスを強化
東京都稲城市は、2026年度の予算案を発表し、市民生活の利便性向上に向けた複数の新規事業を打ち出した。一般会計は前年度比3.7%増の477億6100万円となり、過去最大規模を記録している。
市立病院への無料送迎便を運行
新年度から、市立病院へのアクセス改善を目的に、ワゴン車による無料送迎便の運行を開始する。路線は京王相模原線の稲城駅と市役所、市立病院間を往復し、病院利用者の負担軽減を図る。事業費は約1700万円を計上し、詳細は事業者と協議中だが、早期のサービス開始を目指す。
マイナンバーカード専用センターを開設
稲城駅前には、「稲城マイナンバーカードセンター」(仮称)を開設する。マイナンバーカードに関する手続きに特化した施設で、市民サービスの効率化を推進。5月ごろの開始を予定し、事業費は約8200万円を充てた。
市制55周年を記念した事業を展開
2026年度は稲城市の市制施行55周年に当たり、記念事業として以下の取り組みを実施する。
- オリジナルデザインのミニバイク用ナンバープレートを作製。事業費は約180万円。
- 秋には友好都市の福島県相馬市の伝統行事「相馬野馬追」にちなみ、騎馬武者らの御行列を誘致。観光交流の促進を図り、事業費は約780万円。
- 将棋文化の振興として、「全国将棋サミット」と「いなぎ将棋まつり」を開催。事業費は約790万円。
これらの施策により、地域活性化と市民満足度の向上を目指す方針だ。



