イラン、ホルムズ海峡で船舶接近を「標的」と警告 米軍は拿捕準備か
イラン革命防衛隊は4月18日、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡を同日午後から「再封鎖」したと発表し、接近する船舶を敵の協力者とみなして標的になると警告しました。この措置は、米国がイランの港湾封鎖を解除しなかったことが理由だと訴えています。
米軍の対応と戦略的狙い
一方、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、米軍は数日中にイラン関連の石油タンカーの臨検や国際水域での船舶拿捕を始める準備を進めています。これは、取り締まりを強化することでイランに譲歩を迫る狙いがあるとされています。
現在、米国とイランの間で合意された2週間の停戦の期限が残り数日に迫っていますが、期限延長や戦闘終結に向けた再協議の実施は決まっておらず、双方の駆け引きが続いています。
双方の指導者の発言
トランプ米大統領は18日、ホワイトハウスで記者団に対し、イランとの協議は継続中であると述べた上で、「彼らはわれわれを脅迫することはできない」と強調しました。対米交渉を担うイランのガリバフ国会議長は同日、国営テレビを通じて「米軍が封鎖を続ける限り、イランも海峡の封鎖を続ける」と主張し、強硬姿勢を示しました。
ホワイトハウスでの会議と戦闘再開の可能性
ニュースサイトのアクシオスによると、トランプ大統領は18日、ホワイトハウスでイラン情勢を巡る会議を開催しました。バンス副大統領やルビオ国務長官、ヘグセス国防長官らが参加し、ある高官は近く進展がなければ数日以内に戦闘を再開する可能性があると述べたと報じられています。
この状況は、中東地域の緊張が高まっていることを示しており、国際社会の注目が集まっています。双方の動向が今後の交渉や地域の安定に大きな影響を与えることが予想されます。



