国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)は4月30日、2026年の世界各国の報道自由度ランキングを公表した。対象となった180カ国・地域のうち、日本は62位で、昨年から4つ順位を上げたものの、主要7カ国(G7)の中では米国に次いで低い位置にとどまった。
米国の順位下落とトランプ政権の影響
トランプ政権下の米国は、前年から7つ順位を下げて64位となった。同団体は、トランプ大統領の再選によって状況がさらに深刻化していると強調。トランプ氏が頻繁に報道機関を攻撃し、公共放送局の解体を企て、自身に批判的なメディアに対して訴訟を起こすなどしていると批判した。
日本の問題点:記者クラブ制度
日本については、記者クラブ制度がメディア内の序列を生み出し、自己検閲を助長していると指摘された。この制度が報道の自由を制限する要因となっているとの見解が示された。
ランキングの首位とその他の注目点
ランキングの首位は10年連続でノルウェーが獲得した。上位には北欧諸国が並び、報道の自由度が高い地域として評価されている。
今回の発表は、世界各国の報道環境の現状を浮き彫りにし、特に先進国における課題を改めて認識させる結果となった。



