連載:ホンダの誤算 納車予定だったEV、突然の発売中止 ホンダの社長が認めた「反省」
2026年4月27日 6時00分 有料記事 三浦惇平
【動画】EVの開発中止、最大2兆円超の損失、誤算はどこにあったのか「ホンダの誤算」Aストーリーズ
ホンダの誤算(1)
3月27日、東京・銀座にある自動車ショールームはついたてで覆われ、通りで足を止める人はいなかった。中で展示されていたのは、米国で年内にも納車が予定されていた最新の電気自動車(EV)「アフィーラ」だ。
ホンダがソニーグループと手を組んで開発。ソニーが持つゲームや音楽などのエンタメ技術を使い、「移動空間を新たなエンターテインメント空間に変える」とうたって、国内外から注目を集めていた。
米国では注文をすでに受け付け、納車に向けた店舗も開いていた。日本でも2027年に納車を予定していた。ホンダがソニーグループと共同開発したEV「アフィーラ」の展示イベントは中止になり、ショールームにはついたてが立てられていた=2026年3月27日、東京都中央区、三浦惇平撮影
その計画は突如として、消えた。直前の3月25日にホンダとソニーGが開発を中止すると発表した。
国内で試乗の予約をしていたという60代の男性は、発表を聞いてこうつぶやいた。「青天のへきれきだ」
ホンダは2026年内に発売予定だった電気自動車(EV)の開発中止を決めた。「脱エンジン」戦略を見直し、最大2兆円超の損失を見積もる。危機感を持って進めたはずのEVシフトだが、誤算はどこにあったのか。
発端は、ホンダのEV戦略の…
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