米ワーナー・ブラザース・ディスカバリー、パラマウントとの買収条件再交渉を検討か
米ワーナー、パラマウント買収条件の再交渉検討か

米メディア大手ワーナー、パラマウントとの買収条件再交渉を検討か

米ブルームバーグ通信は15日、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが、同業パラマウント・スカイダンスとの買収条件について再交渉を検討していると報じた。この動きは、昨年12月に米動画配信大手ネットフリックスと買収合意に達した後、敵対的買収を仕掛けたパラマウントが条件を上積みしたことを受けたものだ。

買収合戦の再燃可能性

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を巡っては、昨年12月にネットフリックスとの合意が発表された。しかし、買収合戦に敗れたパラマウント・スカイダンスが敵対的買収を仕掛け、先月10日に買収条件の上積みを発表した。ブルームバーグ通信はこれを受け、ワーナー側が再交渉の検討を始めたと伝えている。

現在、ワーナーの取締役会は結論を出しておらず、今後の動向が注目される。この再交渉の検討は、米メディア業界における大型買収合戦が再燃する可能性を示唆しており、業界再編の行方に大きな影響を与えそうだ。

背景と今後の見通し

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、従来のメディア事業に加え、動画配信サービスなどのデジタル分野での競争力を強化するため、戦略的買収を模索している。パラマウント・スカイダンスは、映画製作やテレビ番組配信で強みを持つ企業であり、買収が実現すれば、業界内での勢力図が大きく変わる可能性がある。

一方、ネットフリックスとの合意は既に進んでいたが、パラマウントの敵対的買収提案により、状況が複雑化している。専門家は、ワーナーが再交渉を検討する背景には、より有利な条件を引き出したいという思惑があると分析している。

今後の展開次第では、買収合戦が長期化し、株価や業界全体の動向に波及する恐れもある。投資家や関係者は、ワーナーの取締役会の決定を注視している。