アルテミス2管制室を公開、24時間体制で月探査ミッションを支援
アルテミス2管制室公開、24時間体制で月探査支援 (05.04.2026)

アルテミス2ミッションの心臓部、地上管制室を初公開

米航空宇宙局(NASA)は2026年4月4日、人類が半世紀ぶりに月を目指すアルテミス計画の第2弾「アルテミス2」ミッションを地上から支援する管制室を報道陣に初めて公開しました。この管制室はテキサス州ヒューストンにあるジョンソン宇宙センター内に設置されており、宇宙船オリオンの地球帰還まで24時間体制でミッションを支え続ける重要な役割を担っています。

「ホワイト・フライト・コントロール・ルーム」の詳細

公開された管制室は「ホワイト・フライト・コントロール・ルーム」と呼ばれ、アポロ計画終了後に建設され、1995年から本格的な運用が開始されました。NASAでは星条旗にちなんで、これまでに赤、青、白と名付けられた管制室を運用してきた歴史があります。今回の公開はミッション期間中に3回に分けて実施され、各回で約20人の報道関係者が内部を見学する機会が設けられています。

管制室の規模は小さめの映画館ほどで、正面には大型スクリーンが設置されています。このスクリーンには宇宙船オリオンから送られてくるリアルタイムの映像、飛行ルートの詳細、そして「アポロ計画で達成された地球から最も遠い距離」を超えるまでの残り時間など、重要なデータが常に表示されています。NASAのフライトディレクターであるジャド・フリーリング氏は管制室前で「私たちは宇宙船のすべての側面を支援する態勢を整えています」と述べ、ミッションへの強い意気込みを語りました。

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24時間体制の支援体制

管制室内では約20人の職員が3交代制で常時勤務し、アルテミス2ミッションのあらゆる局面を監視・支援しています。職員たちは宇宙船のシステムチェック、乗組員の健康状態のモニタリング、軌道計算など多岐にわたる任務を担当しており、月への往復飛行を成功に導くための重要な役割を果たしています。

中央には「CAPCOM(宇宙船との通信を担当する職員)」の席が設けられており、ここから宇宙船オリオンとの直接通信が行われます。この管制室は単なる監視施設ではなく、ミッション全体の中枢として機能し、あらゆる緊急事態にも対応できるよう高度な装備と訓練を受けたスタッフが配置されています。

アルテミス2ミッションは2026年に実施予定で、有人宇宙船オリオンが月周回軌道を飛行し、地球に帰還する計画です。これは1972年のアポロ17号以来、半世紀ぶりに人類が月に近づく歴史的なミッションであり、その成功のためには地上からの綿密な支援が不可欠となっています。

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