ノーベル賞・坂口志文氏「AI時代、頭も鍛えよ」板橋区で特別講演
ノーベル賞坂口氏「AI時代、頭も鍛えよ」板橋区講演

坂口志文氏が板橋区で特別講演、若者に「頭も鍛えよ」と呼びかけ

昨年のノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文・大阪大特別栄誉教授(75)の特別講演会が28日、東京都板橋区で開催された。坂口氏は若い世代に向けて、「自分を納得させるために研究をすること。人工知能(AI)で簡単に答えが出る時代だからこそ、体と同じように頭も鍛えなければならない」と強調した。

元職場のある板橋で研究の意義を語る

坂口氏は1995年から1999年まで、都老人総合研究所(板橋区、現・都健康長寿医療センター)の免疫病理部門長を務めていた。1995年8月には、免疫機能が自身の体を攻撃しないようバランスを保つ制御性T細胞を発見したと発表し、この成果がノーベル賞の対象となった。

講演では、制御性T細胞をがん免疫療法に活用することで、「従来は20~30%だった効果を40~50%まで高めることが、近い将来十分に可能だ」と述べた。また、勤務当時は区内の東武東上線ときわ台駅近くに住んでおり、「毎日駅まで15分歩いて電車で通勤したことで、知らず知らずのうちに運動ができていた」と当時を振り返った。

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この講演会は同センターや板橋区などが企画し、約800人が参加した。

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