学生チームがAI顔認証技術を活用したランディングページを制作
いわき市のいわきコンピュータ・カレッジに在籍する2年生4人が、地元企業からの依頼を受けて、ウェブページの表紙となるランディングページ(LP)を制作しました。このプロジェクトは卒業研究の一環として約半年間にわたって進められ、25日には同校で納品式が執り行われ、データディスクが企業側に手渡されました。
プロジェクトの詳細と技術的特徴
制作を担当したのは、本間樹梨愛さん(20歳)、沼崎慎吾さん(22歳)、草野剛士さん(25歳)、渡辺朔さん(20歳)の4名です。彼らは同市に本社を置くバックス情報システムからの依頼を受け、報道機関向けの写真販売システムのランディングページを開発しました。
この写真販売システムは、人工知能(AI)による顔認証技術を中核に据えています。具体的には、人物の写真を画像検索することで、その人物が新聞や雑誌の紙面に掲載されたかどうかを迅速に確認することが可能です。この機能は、読者への写真販売を促進するためのツールとして活用される見込みです。なお、システムの正式な提供開始時期については、現時点では未定となっています。
バックス情報システムは、同様の顔認証技術を既に保育施設向けに提供しており、子どもの成長記録をまとめたアルバム制作などに役立てられています。今回のプロジェクトは、その技術を新たな分野に応用する試みとして位置付けられています。
学生たちの取り組みと感想
プロジェクトリーダーを務めた本間樹梨愛さんは、納品式の席上で次のようにコメントしました。「ビジネスモデルの設計まで完全に詰め切ることができなかった点は心残りですが、限られた期間の中で最大限の努力を注ぎ、やり遂げることができたと感じています」と述べ、達成感に満ちた笑顔を見せました。
このプロジェクトは、学生たちが在学中に実践的なスキルを磨き、地域企業と連携して社会貢献を果たす貴重な機会となりました。約半年間の開発期間を通じて、チームワークやプロジェクト管理の重要性を学ぶとともに、最新のAI技術を応用した実用的なソリューションを生み出す経験を積みました。
いわきコンピュータ・カレッジでは、今後も地域産業と連携した教育プログラムを推進し、即戦力となる人材の育成に力を入れていく方針です。今回のランディングページ制作は、その取り組みの一環として高い評価を得ています。



