東京都文京区にある駒込中学校高等学校の国際教養コースに所属する高校2年生、大久保龍之介さんが、4月29日に都内で開催された中高生向けコンテスト「SusHi Tech Teen Challenge 2026」にて発表を行い、見事特別賞を受賞しました。
タイでのボランティア活動がきっかけ
大久保さんは高校1年生の時に、タイの貧困地区で行われたボランティア活動に参加しました。この経験を通じて、言語の壁が支援を必要とする人々と支援者との間の大きな障壁となっていることを痛感しました。
特に、多国籍なボランティアチームの中で、現地の言葉が通じずに困っている人々を目の当たりにし、言語支援の重要性を強く認識したといいます。
多言語AIツールの開発と紹介
これらの経験を基に、大久保さんは多言語対応の人工知能(AI)ツールを活用した支援システムを考案しました。このツールは、異なる言語を話す人々がスムーズにコミュニケーションを取れるようにするもので、ボランティア活動の効率化と支援の質の向上を目指しています。
発表では、実際にタイで撮影した写真やデータを用いて、ツールの具体的な活用方法や期待される効果を分かりやすく説明しました。
コンテストでの評価
審査員からは、「実体験に基づいた具体的な提案が高く評価された」とのコメントが寄せられ、大久保さんの取り組みが社会課題の解決につながる可能性があると認められました。
大久保さんは「今回の受賞を励みに、さらに研究を深め、実際に現場で使えるツールにしたい」と今後の抱負を語りました。
同校の国際教養コースでは、グローバルな視点を持った人材育成に力を入れており、今回の受賞はその成果の一つと言えるでしょう。



