川越七福神めぐりガイドブックが出版
埼玉県川越市の歴史雑学を集めたガイドブック「小江戸川越七福神めぐり お寺とその周辺」が今月、出版されました。作者は元市職員で、市文化財保護協会副会長の萩原秀介さん(75)。ペンネームは川越愛介です。
萩原さんは「地元のお年寄りに尋ねたり、古いミニコミ誌などから拾ったりした雑学がめじろ押し。七福神巡りなど散策のお供にいかが」と呼びかけています。
ガイドブックの内容
ガイドブックは、小江戸川越七福神めぐりの七つの古刹(妙善寺「毘沙門天」、天然寺「寿老人」、喜多院「大黒天」、成田山「恵比寿天」、蓮馨寺「福禄寿神」、見立寺「布袋尊」、妙昌寺「弁財天」)と周辺地域に関する興味深い雑学を盛り込んでいます。
例えば、成田山周辺では1904年、県内初の電灯がともり、当初は159軒だったが、半年後には545軒に急増したと記されています。天然寺周辺の不老川は、かつて地元住民から「としとらずがわ(年不取川)」と呼ばれていました。水はけの良い土地を流れ、降雨の少ない冬に干上がって旧暦の正月を水のある状態で越せないことから名付けられたといいます。
妙昌寺の有名行事
妙昌寺の有名行事は「ほうろく灸」です。夏の土用の丑の日、頭に載せた土鍋の上でモグサに火を付け、熱さを我慢すると暑気あたりなどに効果があるとされています。かつて暑さ負けした武将が、かぶとの上から灸を据えたところ、たちどころに全快したという言い伝えが行事の発祥とされています。
ガイドブックの詳細
A5判、全44ページ。末尾には散策用の地図を付記しています。700部を製作し、1部400円。七福神の各寺や、観光名所の一番街にある書店太陽堂などで購入できます。問い合わせは太陽堂=電049(222)1421へ。



