風に揺れる薄紫の雲海 大阪・泉南でフジが見ごろ、保存会が手入れ継承
大阪・泉南でフジが見ごろ、薄紫の雲海が風に揺れる

風に揺れる薄紫の雲海 大阪・泉南でフジが見ごろ

大阪府泉南市信達牧野の民家で、フジが見ごろを迎えている。薄紫色の花房が風に揺れ、周囲には甘い香りが漂う。26日まで「ふじまつり」が開催されており、多くの観光客が訪れている。

雲海のような絶景を観賞台から見下ろせる

このフジは、幅30メートル、奥行き27メートルにも及ぶ。花房は4万を超えるという。棚の下から見上げるだけでなく、観賞台からは、雲海のようなフジを見下ろすことができる。風に揺れる薄紫色の花房が広がる様子は、まさに圧巻の光景だ。

「平成の花咲かじいさん」の遺志を継ぐ保存会

フジの始まりは、小学校の校長も務めた梶本昌弘さんが1987年に庭に植えたことにある。丹精込めて育て、立派に育ったので一般公開を始めた。「平成の花咲かじいさん」と呼ばれた梶本さんが2008年に亡くなってからも、有志の保存会が手入れを続けている。

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梶本さんの長男で保存会長の和宏さん(70)は次のように語る。「専門家の指導も受け、見栄えが良いように手入れをしている。毎年来てくれる人もいてありがたい」。保存会は、フジの美しさを維持するために、定期的な剪定や施肥を行っている。

熊野街道沿いの旧宿場町で開催される「ふじまつり」

「ふじまつり」は、熊野街道沿いの旧宿場町にあるこの民家で開催されている。期間中は、地元の特産品や軽食の販売も行われる予定だ。問い合わせは、保存会(090・4281・8741)まで。

このフジは、単なる観光名所ではなく、地域の歴史と文化を伝える貴重な存在となっている。保存会の努力により、毎年春には多くの人々を魅了する光景が繰り広げられる。

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