横浜発!映画館の廃棄ポップコーンがクラフトビールに変身 食品ロス削減の新プロジェクト
横浜で廃棄ポップコーンがクラフトビールに 食品ロス削減

映画館の廃棄ポップコーンがクラフトビールに大変身 横浜市と企業が共同開発

横浜市内の映画館で売れ残ったり、規格外で商品化できなかったりして廃棄されるポップコーンを原料の一部として活用したクラフトビールが誕生した。食品ロス削減の一環として、市と民間企業が協力して開発したこのプロジェクトは、持続可能な社会への取り組みとして大きな注目を集めている。

「YOKOHAMA HOPCORN LAGER」の誕生

商品名は「YOKOHAMA HOPCORN LAGER」(ヨコハマ・ホップコーン・ラガー)。開発を手がけた神奈川区の「Beer the First」(BtF)の坂本錦一さんによると、このビールは「軽やかですっきりした飲み口」が特徴だという。缶のデザインはビールのイメージをベースにみなとみらいの風景が描かれ、白い泡の一部がポップコーン状になっているなど、遊び心も感じられる仕上がりとなっている。

食品ロス削減と資源循環の取り組み

横浜市によると、みなとみらい21地区は環境省から「脱炭素先行地域」に選定され、電力の脱炭素化、廃棄物の削減や利活用に積極的に取り組んでいる。今回のプロジェクトは、その一環として「資源循環の可視化」を目指したものだ。JR桜木町駅前にある映画館「横浜ブルク13」で販売されているポップコーンに着目し、廃棄間近や未利用の食材を活用する形で実現した。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

映画館のポップコーンは来館者数の変動で販売量に幅があり、また製造工程で弾けず残ったり割れたりする規格外品が一定量生じる。横浜ブルク13のサイトマネージャー、辛島俊二さんは「映画館が環境問題に直接貢献できる機会は少ない。有意義なプロジェクトに参画できてうれしい」と語り、プロジェクトへの熱意を明かした。

販売開始と今後の展望

このクラフトビールは1缶350ミリリットルで参考価格398円(税抜き)。4月下旬から横浜ブルク13をはじめ、食品館あおばや成城石井などのスーパー、そごう横浜店や横浜高島屋などで販売される予定だ。市脱炭素社会移行推進部長の岡崎修司さんは「映画館には幅広い年齢層の方が来られる。取り組みを知り、みなさんが環境問題について考えるきっかけになれば」と期待を寄せている。

問い合わせは、メール=btf@beerthefirst.com=へ。このプロジェクトは、食品ロス削減だけでなく、地域の活性化や環境意識の向上にも貢献することが期待されている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ