山口県宇部市で高齢男性遺体発見、殺人容疑で現場検証 住民に不安広がる
山口・宇部市で高齢男性遺体、殺人容疑で現場検証

山口県宇部市で高齢男性の遺体発見、殺人容疑で捜査開始

山口県宇部市の住宅で、殺害された可能性がある高齢男性の遺体が見つかり、県警が殺人容疑で捜査を進めている。近隣住民からは不安の声が相次ぎ、地域に緊張が走っている。

遺体発見と住民の証言

県警宇部署によると、同市中山の住宅で2月9日、この家に住む74歳の男性が遺体で発見された。男性は数年前にこの地域に移り住んだとされ、近所付き合いはほとんどなかったという。近くに住む男性は「あいさつの返事もあまりない感じの人だった。誰かとトラブルがあったという話は聞いていない」と語り、男性の孤立した生活を明かした。

また、近隣の女性は「接点はほとんどなかった。この辺りに住む高齢者とは雰囲気が異なり、背が高く、体格もがっちりしていた。黒っぽい服をよく着ていた」と述べ、男性の特徴を証言した。これらの証言から、男性が地域社会から距離を置いていた可能性が浮かび上がる。

現場検証と住民の不安

2月13日午後、県警は男性宅で現場検証を実施し、警察官が証拠を保全するなどして捜査を進めた。近くに住む別の男性は「殺害されたとすると本当に怖い。不安で仕方がない」と表情を曇らせ、事件が地域に与える心理的影響を強調した。

この事件は、高齢者の孤立や地域の安全問題を改めて浮き彫りにしている。県警は、男性の死因や事件の詳細を解明するため、継続的な捜査を続けており、近隣住民への聞き取りも行っている。

今後の展開

捜査関係者は、男性の交友関係や経済状況など、背景を詳しく調べている。事件が偶発的なものか、計画的な犯行かはまだ不明だが、県警は早期の解決を目指している。住民からは、警察の迅速な対応を求める声も上がっており、地域の安全確保が課題となっている。