98歳原口さん、大崎事件第5次再審請求で進行協議 弁護士「抗告禁止を」
98歳原口さん再審請求で進行協議 弁護士「抗告禁止を」

98歳原口さん再審請求で進行協議 弁護士「抗告禁止を」

鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(98)の裁判のやり直しを求めた第5次再審請求をめぐり、鹿児島地裁で23日、地裁と弁護団、検察側の三者による進行協議が開かれた。協議の内容について、弁護団共同代表の鴨志田祐美弁護士が会見で説明した。

協議の内容と今後の見通し

鴨志田弁護士によると、協議では事件の概要や客観証拠が乏しい点について改めて説明が行われたという。今後、死体遺棄に関する新しい証拠群に加え、被害者の死因や死亡時期に関する補充意見書などを提出する見込みで、次回の協議は7月14日を予定している。

再審制度見直しと抗告禁止の訴え

再審制度見直しのための刑事訴訟法改正案では、再審開始決定に対する検察の不服申し立て(抗告)の原則禁止などを盛り込んだ再修正案が政府によってまとめられている。これについて鴨志田弁護士は、「大崎事件にとっては死活問題。抗告をさせず、やり直し裁判に進まなければ、アヤ子さんの存命中の再審無罪はあり得ない。大崎事件こそ、抗告禁止の必要性を最も示している」と強く訴えた。

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原口さんは現在98歳で、高齢であることから、早期の再審開始と無罪判決が望まれている。弁護団は引き続き、抗告禁止の適用を求めるとともに、証拠の再評価を進める方針だ。

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