栃木県栃木市の大川秀子市長(78)が24日、2期8年にわたる任期を終え、退任した。市役所で開かれた退任式では、「市長としての2期8年は私の人生で最も大切な時間だった」と述べ、職員への感謝の言葉を述べた。
台風やコロナ禍を乗り越えて
大川市長は、県内に甚大な被害をもたらした2019年の台風19号や、新型コロナウイルス感染症の流行といった困難な時期を振り返り、「皆さんとともに歩んできて、ここまで復旧することができた」と語り、職員一人ひとりに謝意を示した。退任式では花束が贈られ、約600人の職員に見送られて市庁舎を後にした。
市庁舎の外では、約100人の支援者が集まり、大川市長は人力車に乗って市内を巡り、沿道の支援者に手を振って応えた。
大川市長の歩み
大川秀子氏は1999年に旧栃木市議会議員に初当選。市町合併後も含めて5期にわたり市議を務め、2010年には県内初の女性市議会議長に就任した。2018年の市長選では現職を破って初当選し、県内2人目の女性市長となった。
後任の市長には、琴寄昌男氏(64)が就任する。琴寄氏は27日に初登庁する予定で、新たな市政のスタートが期待される。



