新宿御苑の皇室建築「日本館御殿」を復元へ、空襲で焼失から80年
新宿御苑の皇室建築「日本館御殿」復元へ

環境省は27日、東京都新宿区の新宿御苑において、かつて存在した皇室関係者向けの休憩施設「日本館御殿」を復元整備する工事の起工式を執り行いました。この施設は1945年の東京大空襲で焼失しましたが、収集された写真や文献、さらに類似する皇室施設を参考に、外観や内装を忠実に再現する計画です。完成目標は2027年度末とされています。

日本館御殿の歴史と意義

新宿御苑が皇室の庭園として利用されていた明治時代以降、宮内省(当時の名称)は武家屋敷を増改築し、木造平屋建ての施設を整備しました。この「日本館御殿」は、訪れた皇室関係者が休憩や食事を取るための施設として活用されていました。現在の新宿御苑は国民公園として環境省が管理しており、今回の復元事業はその歴史的価値を再認識する取り組みの一環です。

復元工事の詳細

建物の面積は約510平方メートルに及びます。工事では、現代の建築技術を駆使して耐震性や耐火性を確保しつつ、1921年ごろの姿を可能な限り再現する方針です。これにより、伝統的な美観と安全性を両立させた施設が期待されています。

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起工式の様子

起工式には工事関係者ら約20人が出席しました。環境副大臣の青山繁晴氏は「伝統を守りながら、安らぎも感じられる施設になってほしい」とあいさつし、復元事業への期待を述べました。

関連情報

新宿御苑は東京都内有数の観光スポットであり、皇室ゆかりの歴史的建造物の復元は、地域の文化振興にも寄与するものと見られています。今後も工事の進捗に注目が集まります。

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