米国大学生の6割が週1回以上AIツールを活用、理解促進が主目的に
米大学生6割が週1回以上AI活用、理解促進が目的

米国大学生の6割近くが週1回以上AIツールを学習に活用

米ギャラップ社などが2日に発表した実態調査によると、米国の大学生の約6割が、学習のために対話型人工知能サービス「チャットGPT」などのAIツールを週1回以上利用していることが明らかになった。この調査は昨年10月に全米の大学生約3800人を対象に行われ、教育現場におけるAI技術の浸透度を浮き彫りにしている。

利用頻度と専攻分野による差異

調査結果では、AIツールの利用頻度について「毎日」または「毎週」と回答した学生が合計で57%に達した一方で、「全く利用しない」と答えた学生は13%にとどまった。特に経営学、技術系、工学を専攻する学生の間で利用頻度が高い傾向が確認され、専門分野によってAIへの依存度に差が見られる実態が示された。

主な利用目的は「理解の促進」

週1回以上AIツールを利用する学生にその目的を尋ねたところ、「理解の促進」が64%で最も多く、次いで「課題の解答の確認」が60%、「文章の編集や添削」が54%と続いた。これらのデータから、学生たちがAIを単なる作業ツールとしてではなく、学習内容の深化や確認に積極的に活用している様子が窺える。

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大学側の対応は二分

一方、大学がAI利用を「推奨している」と答えた学生は42%、「推奨していない」は53%であり、教育機関の対応が分かれている実態も明らかとなった。ギャラップ社はこの結果を踏まえ、「AI利用に関する大学の指導が、学生の実際の利用状況に追いついていない」と分析しており、教育政策の見直しが急務であることを指摘している。

この調査は、急速に進むAI技術の普及が高等教育に与える影響を考察する上で貴重なデータを提供しており、今後の教育手法やカリキュラム設計における議論を喚起するものとなっている。

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