NHKは2026年4月23日、女性にわいせつな行為をしたとして3月に警視庁に逮捕され、東京地検が不起訴処分とした50代の男性職員について、諭旨免職とする懲戒処分を発表した。この職員は報道局スポーツ情報番組部のチーフ・ディレクターであり、処分は30日付で実施される。
事件の経緯と詳細
NHKの発表によると、この職員は1月4日、東京都渋谷区にあるNHK放送センターへの移動中に、区内の路上で女性に声をかけ、わいせつな行為を行い、トラブルに発展した。さらに、勤務時間中に業務と関係のない人物と面会したり、家族と外食をするなど、私的な行為がこれまでに10件以上確認された。これらの行為を業務用スマートフォンで撮影し、画像などを保管していたという。
NHKの対応とコメント
NHKは「視聴者の皆さまに深くお詫びいたします。改めてコンプライアンスを徹底し、再発防止に努めてまいります」とのコメントを発表した。同局は、職員の行動が放送局の信頼を大きく損なうものと判断し、厳しい処分を下した。
今回の処分は、不起訴となったものの、内部調査で複数のコンプライアンス違反が明らかになったことを受けてのもの。NHKは今後、全職員を対象としたコンプライアンス教育の強化や、業務用端末の使用ルールの見直しなどを進める方針だ。



