全国学力テスト、国語と算数・数学が最後の紙形式で一斉実施 2026年度から全面オンライン化へ
全国学力テスト、最後の紙形式実施 来年度から全面オンライン化

全国学力テスト、国語と算数・数学が最後の紙形式で実施される

小学6年生と中学3年生を対象とした全国学力・学習状況調査、通称全国学力テストにおいて、国語と算数・数学の科目が4月23日、全国各地で一斉に実施されました。この紙形式によるテストは、今回が最後の実施となります。来年度からは、デジタル端末を活用したオンラインでの出題・解答形式に全面移行する予定です。

本年度の実施内容と参加規模

本年度の調査では、小学校6年生が国語と算数の2教科、中学校3年生が国語と数学、英語の3教科を受験しました。参加校数は、小学校約1万8千校、中学校約9,500校にのぼり、大規模な調査となりました。国語と算数・数学は従来通りの紙形式で実施され、中学英語はオンライン形式で行われました。また、学力テストと併せて、生徒の普段の学習状況や生活習慣に関する調査も実施されています。

オンライン形式への移行と実施スケジュール

オンライン形式への移行は、教育のデジタル化を推進する文部科学省の方針に基づいています。ネットワークの負荷を軽減するため、英語の4技能のうち「聞く・読む・書く」のテストは4月20日から23日にかけて分散して実施されました。残りの「話す」技能のテストは、4月24日以降から5月にかけて行われる予定です。

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この変更により、回答の即時性やデータ分析の効率化が期待されています。一方で、地域によるデジタル環境の格差や、技術的な問題への対応が今後の課題として指摘されています。教育関係者からは、オンライン化が学力評価の精度や公平性に与える影響について、慎重な検討を求める声も上がっています。

全国学力テストは、2007年に導入されて以来、日本の教育政策の重要な指標として活用されてきました。今回の紙形式からオンライン形式への全面的な移行は、教育現場における大きな転換点となるでしょう。今後の実施状況や結果が、日本の教育の未来を形作る一助となることが期待されます。

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