三遠南信道、愛知県内工事が30年で完遂 東栄―鳳来峡間が開通
三遠南信道、愛知県内工事が完遂 東栄―鳳来峡開通

三遠南信自動車道、愛知県内区間が全線開通 事業化30年の節目に

全線開通を目指して整備が進む国道474号三遠南信自動車道において、東栄インターチェンジ(IC)から鳳来峡ICまでの区間(全長7.1キロ)が3月14日に開通しました。これにより、事業化から30年という長い歳月を経て、愛知県内の工事が全て完了するという重要な節目を迎えました。この開通によって、浜松いなさJCTから佐久間川合ICまでの区間(27.9キロ)がつながり、地域の交通ネットワークがさらに強化されました。

高規格道路としての役割と期待される効果

三遠南信自動車道は、浜松市を起点に愛知県新城市などを経由し、長野県飯田市に至る延長約100キロの高規格道路です。高速道路と同様の立体構造をほぼ全線に採用しており、安全で効率的な移動を実現します。国土交通省浜松河川国道事務所によると、この道路の開通により、以下のような多様な効果が期待されています。

  • 災害に強い道路機能の確保:地震や豪雨などの自然災害時にも、安定した交通網を維持することが可能になります。
  • 移動時間の短縮:従来よりもスムーズな移動が実現し、地域間のアクセスが向上します。
  • 救急医療活動の支援:緊急時の患者搬送が迅速化され、医療サービスの質が高まります。
  • 観光の活性化:沿線の観光地へのアクセスが改善され、地域経済の振興につながることが見込まれます。

開通式典での関係者の熱い期待

開通当日、新城市の鳳来峡IC近くにある本線トンネル内で開催された式典には、沿線の市町村から約300人の関係者が出席しました。下江洋行・新城市長は式辞の中で、「この道路が、奥三河地域の魅力を多くの人々に感じていただくための新たな道となることを心から願っています」と述べ、地域の観光や文化の振興への期待を表明しました。また、大村秀章知事は「三遠南信地域の連携を一層強化し、さらなる発展を目指していきます」とあいさつし、テープカットやパレードを通じて開通を祝いました。

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この開通は、単なる交通インフラの整備にとどまらず、地域の防災力向上や経済活性化、そして住民の生活の質の向上に大きく貢献するものと期待されています。今後も、全線開通に向けた工事が続けられる予定で、地域全体の成長を支える重要な基盤としての役割がさらに高まることが見込まれます。

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