郡山市でラピッド・ドクターカー運用開始、救急現場での迅速治療を実現
ラピッド・ドクターカー運用開始、郡山市で救急治療を迅速化

郡山市でラピッド・ドクターカーの運用が開始、救急現場での迅速治療を実現へ

総合南東北病院(郡山市)と郡山地方広域消防組合は、救急出動時に医師や看護師がSUV車両に乗り込んで現場に駆け付ける「ラピッド・ドクターカー」の運用を17日から開始しました。この取り組みにより、救急車と同時に出動することで、医師らによる素早い治療が可能になります。

出動要請の基準と乗車体制

ラピッド・ドクターカーは、119番通報時に、意識がないといった心肺停止が疑われる場合や交通事故による外傷が大きいケースなど、消防指令室が通報内容を判断して出動を要請します。車両には、医師、看護師、同病院で実習している救急隊員、院内で勤務する救急救命士の4人が乗車します。同消防組合からの救急車と2台で現場に向かい、傷病者を治療して病院へ搬送する仕組みです。

搬送時間の短縮と医療器材の充実

郡山市では、交通渋滞などにより搬送時間の長さが問題となっていました。これに対応するため、同病院と同消防組合は昨年6月、救急車に医師、看護師、救急隊員が乗車するワークステーション型ドクターカーの運用を始めています。さらに、ラピッド・ドクターカーの導入により、搬送時間の約半分の時間で医師らが治療を始められるようになりました。また、車両には輸血や酸素投与の医療器材を積み込むことで、現場での本格的な治療が可能となり、死亡のリスクや重症化を防ぐ効果が期待されています。

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運用計画と今後の展望

原則として、運用は金曜日のみですが、実習を重ねて実施日を増やす予定です。救急センター長の比留間孝広医師は、「同消防組合と協力し、患者を病院で待っているのではなく現場で少しでも多くの人を助けられるようにしたい」と期待を込めています。この取り組みは、地域の救急医療体制の強化につながるものと注目されています。

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