2026年5月24日午前6時半ごろ、北海道士別市にあるスキージャンプ台「朝日三望台シャンツェ」付近で、ヒグマ1頭が住民によって目撃され、士別署に通報がありました。この個体は住宅地に近い場所に長時間居座り続けたため、市は自治体の判断で銃猟を認める「緊急銃猟」を実施し、駆除に至りました。北海道内での緊急銃猟は今回で2例目となります。
現場の状況と対応
士別市によると、目撃地点から約100メートルの場所には住宅が存在していました。クマは一時的に山林へ姿を消しましたが、再び出没したため、市は交通規制を実施した上で、午前10時45分ごろにハンターが発砲し、駆除しました。この一連の対応により、人身被害やジャンプ台への物的損害は発生しませんでした。
クマの出没経緯
市の説明によれば、同一とみられるヒグマは5月18日から繰り返し出没しており、施設の利用中止など影響が出ていました。担当者は「緊急銃猟については、昨年度から関係機関で訓練を重ねており、スピーディーに対応できた」と振り返っています。
士別市の特徴
士別市は北海道北部に位置し、農業とめん羊のまちとして知られています。また、冷涼な気候を活かした「合宿地」としても有名で、年間約2万人のスポーツ選手が合宿を行うとのことです。



