旭山動物園(北海道旭川市)の飼育員が妻を殺害した疑いで再逮捕された事件で、鈴木達也被告(33)=死体損壊罪で起訴=のスマートフォンから、殺害に関するインターネット検索履歴が複数見つかっていたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。北海道警は、殺害が計画的だった可能性があるとみて捜査を進めている。
スマホ解析で判明した検索履歴
道警によると、鈴木容疑者のスマートフォンを解析した結果、「絞殺」「殺人と傷害致死の違い」などと検索した履歴が、事件の数カ月前から複数回確認されたという。さらに、ネット検索の履歴には「焼却炉 時間」という文言も含まれていた。道警は、鈴木容疑者が以前から殺害を計画していた可能性があるとみて、慎重に捜査を進めている。
事件の経緯
同事件では、鈴木被告が妻の遺体を動物園内の焼却炉で焼いたとして、死体損壊罪で起訴されていた。その後、妻を殺害した疑いが強まり、24日に殺人容疑で旭川地検に送検された。道警は、計画性の有無を重点的に調べている。
鈴木容疑者は、旭山動物園で飼育員として勤務しており、事件発覚後は死体損壊罪で逮捕・起訴されていた。しかし、その後の捜査で殺人容疑が浮上し、再逮捕に至った。遺体は動物園内の焼却炉で焼かれたとされ、防犯カメラの映像などから、閉園後に遺体を運び入れた可能性も指摘されている。
道警は、今回の検索履歴のほか、鈴木容疑者の行動や人間関係についても詳しく調べ、犯行の動機や背景を解明する方針だ。



