北アルプス遭難男性の身元判明
岐阜県警高山署は6日、北アルプス・奥穂高岳(3190メートル)で遭難し、5日に発見された後に死亡が確認された男性の身元を発表した。中国籍で東京都板橋区の大学生、文梓聡さん(22)であることが明らかになった。死因は凍死と断定された。
遭難の経緯と救助
登山届によると、文さんと同行していたのは香港在住の30歳の男性で、2人とも遭難した。救助された同行者は両足に凍傷を負い、長野県松本市内の病院で治療を受けている。長野県の防災ヘリコプターが救助にあたった。
高山署は「天候不良により行動不能となった」と説明。遭難当時、奥穂高岳周辺では悪天候が続いており、2人は身動きが取れなくなった模様だ。
登山の注意点
北アルプスは初心者から上級者まで人気の山域だが、天候の急変や低温によるリスクが常に伴う。専門家は「事前の天候確認と適切な装備が不可欠」と警鐘を鳴らす。特に春先は積雪や気温低下に注意が必要で、今回の遭難もその一例と言える。
- 遭難場所:北アルプス・奥穂高岳(標高3190メートル)
- 死亡者:文梓聡さん(22歳、中国籍、大学生)
- 死因:凍死
- 同行者:30歳男性(香港在住)、両足凍傷で治療中
高山署は引き続き詳細な状況を調査している。また、登山者に対しては、計画的な登山と安全対策の徹底を呼びかけている。



