著名人なりすまし詐欺広告対策で自民党PTが法整備提言、本人確認義務化を軸に
自民党のプロジェクトチーム(PT)は4月14日、著名人になりすました詐欺広告が交流サイト(SNS)上で急増している問題に対処するため、広告主の本人確認義務化を含む法整備を盛り込んだ提言の骨子案をまとめました。この提言案は、違反した場合の罰則の必要性も強調しており、今後政府に対して正式に提言する方針です。
本人確認義務化とマイナンバーカード活用を想定
提言案の中心となるのは、広告主に対する本人確認の義務化です。具体的には、マイナンバーカードの活用などを想定しており、SNS事業者に対して詐欺広告の削除義務も明記しています。これにより、なりすましを利用した悪質な広告の拡散を防止する狙いがあります。
対象は国内利用者向けSNS事業者、連携強化も促す
対象となるのは、一定規模以上の国内利用者にサービスを展開するSNS事業者とされています。また、法整備を待たずに実施可能な対策として、専用の通報サイトの構築など、政府とSNS事業者の連携を強化することを促しています。これにより、迅速な対応が可能になると期待されています。
背景と今後の展開
近年、SNS上では著名人を装った詐欺広告が急増しており、多くの消費者が被害に遭っています。自民党PTはこの問題を深刻に受け止め、早期の対策が必要と判断しました。提言案では、以下の点を重点的に取り上げています:
- 広告主の本人確認を義務付ける法整備の推進
- 違反時の罰則規定の明確化
- SNS事業者との協力体制の構築
政府はこの提言を受け、関連法案の審議に入る見込みです。専門家からは、本人確認の実効性を高めるため、技術的な支援や国際的な連携も必要との指摘が出ています。今後の動向に注目が集まっています。



