高市早苗首相が今月中旬の韓国訪問を調整していることが明らかになった。複数の日韓外交筋が8日、明らかにしたところによると、19日と20日を軸に日程が検討されており、国会の状況を踏まえて近日中に最終判断が下される見通しだ。
首脳会談の主な議題
首相は韓国の李在明大統領と会談し、中東情勢を踏まえたエネルギーの安定供給や、重要鉱物のサプライチェーン強化など経済安全保障分野での協力を確認する方向だ。両国は原油輸入の多くを中東に依存しており、原油や石油関連製品の確保策について議論する見込み。また、輸出規制など経済的圧力を強める中国を念頭に、レアアースを含む重要物資の供給協力も話し合われるとみられる。
シャトル外交の推進
日韓関係は改善基調が続いており、李大統領は1月に首相の地元である奈良を訪問した。今回の訪問により、短期間での両首脳の相互往来「シャトル外交」を実現し、緊密な連携を強化する狙いがある。
会談場所は李大統領の故郷
外交筋によると、首脳会談は李大統領の故郷である慶尚北道安東で実施する方向で調整されている。韓国側は、李大統領ゆかりの地に首相を招待することで、両首脳の親密な関係をアピールしたい考えだ。



