大阪市議補欠選挙(欠員1)は17日に投開票が行われ、自民党元職と政治団体「大阪維新の会」の新人による事実上の一騎打ちの構図が固まった。この選挙は、日本維新の会の看板政策である「大阪都構想」に対する民意を測る機会として注目を集めている。
維新、都構想を前面に
日本維新の会代表の吉村洋文氏は、都構想を前面に押し出し、選挙の争点化を図る方針だ。一方、自民党は「過去2回の住民投票で否決されており、民意は明らかだ」として、都構想不要論で応じる構えを見せている。
栗田氏が出馬表明
補選は8日に告示され、西区選挙区で争われる。大阪維新が擁立した会社代表の栗田裕也氏(46)は1日の記者会見で立候補を表明し、「都構想推進を下支えしたい」と強調した。吉村氏は補選での勝利を足がかりに、都構想の実現に弾みをつけたい考えだ。
維新市議団は慎重姿勢
一方、維新市議団は都構想の制度設計を担う法定協議会の早期設置について「拙速」として反発してきた経緯がある。会見に同席した市議団の竹下隆幹事長は、選挙結果と早期の法定協議会設置について「すぐに結びつくとは考えていない」と予防線を張った。
自民、弔い合戦で必勝期す
自民党は、2023年の市議選で議席を獲得した現職が3月に死去したことに伴い、会社員の花岡美也氏(50)を擁立した。花岡氏は「弔い合戦」と位置付け、必勝を期している。



