高市早苗首相は30日、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談を行った。会談後、首相は記者団に対し、出光興産の子会社が運航管理する大型原油タンカー「出光丸」がホルムズ海峡を通過したことについて、「邦人保護の観点からも、前向きな動きとして受け止めている」と評価したことを明らかにした。また、日本関係船舶を含む全ての船舶の自由かつ安全な航行の確保を改めて求めた。
米イラン協議の早期再開を要請
首相は、米国とイランの戦闘終結に向けた協議に関し、早期再開と最終的な合意への強い期待を伝達した。両首脳は、緊密な意思疎通を継続する方針で一致した。
ペルシャ湾の日本関係船舶について
首相は記者団に対し、ペルシャ湾内には多くの日本関係船舶が留め置かれている現状を指摘し、「政府として全ての船舶の一日も早い海峡通過を実現するため、あらゆる外交努力、調整を積極的に続ける」と強調した。
両氏は4月8日にも電話会談を行っており、その際も首相はホルムズ海峡における全ての船舶の安全な航行の確保を求めていた。今回の会談は、その後の進展を踏まえたものとみられる。



