衆院憲法審査会の幹事懇談会が28日午前、国会内で開かれ、大規模災害などに備えた緊急事態条項に関して、具体的なイメージ案の作成を衆院法制局に依頼し、5月12日の幹事懇で提示を受ける方針で一致した。このイメージ案を基に、同14日の審査会で討議する日程も決定した。
背景と経緯
与党筆頭幹事の新藤義孝氏(自民党)が4月23日の審査会で具体案の明示を提案していた。条文化を見据え、憲法改正の議論を加速させる狙いがある。衆院憲法審は過去に2回、緊急事態条項に関する各党の主張と論点を整理してきた。自民党、日本維新の会、国民民主党、公明党の4党などは昨年、議員任期延長の条文骨子案を取りまとめている。
新藤幹事の説明
新藤氏は幹事懇後に記者団に対し、イメージ案について「議論を整理するのが目的だ」と説明した。与野党間では緊急事態条項の必要性や内容を巡り依然として隔たりがあるが、今回のイメージ案提示を機に、より具体的な議論が進むと期待される。



