参政党・神谷代表が憲法9条自衛隊明記案を強く批判 「中途半端な改正は戦後体制を固定化する」と主張
参政党の神谷宗幣代表は4月22日、国会内で記者会見を開き、自民党などが推進する憲法9条への自衛隊明記案について厳しい批判を展開しました。神谷氏はこの改正案を「中途半端」と断じ、戦後の占領体制が固定化される危険性を指摘しました。
「創憲」を掲げる党として認め難いと表明
神谷代表は記者団に対し、次のように述べています。「中途半端な改正で9条に自衛隊を書いても、戦後の占領体制が固定化するだけです。我々が『創憲』をうたう党として、このような案は認め難いと考えています。」参政党は、在日米軍に依存しない自主防衛体制の確立を政策の柱として掲げており、従来の枠組みにとらわれない憲法の在り方を追求しています。
危険な国際情勢下での安易な改正に警鐘
さらに神谷氏は、現在の国際情勢を踏まえて懸念を示しました。「危険な国際情勢の中、安易な憲法改正を行うことは、かえって戦争に巻き込まれる可能性を高めることになります。国益を真剣に考えると、この案にはなかなかイエスとは言えません。」と語り、改正の慎重な検討を求めました。
この発言は、与党が進める憲法改正議論に対する野党側の強い反発を浮き彫りにするものです。神谷代表は、単なる条文の追加ではなく、より根本的な防衛体制の見直しが必要だと訴えています。
参政党は、自主防衛の確立を通じて日本の安全保障を強化する方針を堅持しており、今後の憲法論議において独自の立場を明確にしていく構えです。この問題は、今後の国会審議や国民的議論の焦点となることが予想されます。



