自民党の参院議員で構成される「憲法改正実現議員連盟」が22日、国会内で設立総会を開き、正式に発足した。改憲論議が衆院側で先行する現状を踏まえ、自民が主導して参院側の議論を加速させる狙いがある。
合区解消に向けた改憲案
議連の会長に就任した中曽根弘文氏は、2028年の次回参院選を見据え、隣接県を一つの選挙区とする「合区」を解消する改憲案を超党派で取りまとめるべきだと強調。合区による弊害として、投票率の低下や無効票の増加を挙げ、早急な対応の必要性を訴えた。
発起人と出席者
議連の発起人には、松山政司参院議員会長や石井準一参院幹事長らが名を連ねた。松山氏は、参院が少数与党であることを認めつつ、「これまで以上に議論を深めていく」と決意を示した。また、麻生太郎副総裁も出席し、「まさに時宜を得た議連の設立だ」と期待を表明した。
今回の議連設立は、改憲論議の活性化と参院側の意見集約を図る狙いがあり、今後の与野党間の協議にも影響を与えるとみられる。



