ザポリージャ原発に無人機攻撃、ロシア側が発表
ウクライナ南部にあるザポリージャ原発を占領するロシア側当局は23日、ウクライナ軍による無人機攻撃があったと発表した。通信アプリを通じて明らかにされたところによると、少なくとも10機の無人機が原発敷地内に飛来し、職員輸送用のバス8台が損傷した。幸いにも負傷者は出ていないという。
「絶え間ない砲撃」とロシア側
ロシア側当局は、原発があるエネルホダル市が「絶え間なく砲撃を受けている」と指摘。住宅やインフラにも被害が生じており、「状況は極めて緊迫しており、攻撃の激しさが弱まらない」と訴えた。
同原発敷地内では16日から18日にかけてもウクライナ軍による攻撃があり、建物の屋根や複数のバスなどが損傷していた。今回の攻撃はそれに続くもので、ロシア側は警戒を強めている。
原発の安全性への懸念
ザポリージャ原発は欧州最大級の原子力発電所であり、戦闘による損傷が続けば放射能漏れなどの深刻な事故につながる恐れがある。国際原子力機関(IAEA)はこれまでも双方に原発周辺での軍事行動の自制を求めているが、緊張は続いている。
ウクライナ側はこれまでのところ、今回の攻撃に関する公式なコメントを発表していない。しかし、ウクライナ軍はロシア占領地域への攻撃を継続しており、原発周辺でも戦闘が繰り返されている。



